ヴリンダヴァンは VRINDA(トゥルシー)VAN (森)の意味 の巻
ラデー ラデー
これは、ヴリンダヴァンで良く耳にする挨拶。
クリシュナの愛する恋人 ラダー の名から来ています。
今、少しずつ
「VEDANTA 」(ヴェダンタ)という、リシケシュのアーユルヴェーダクリニックのDRラストギ、、、私はゴパール先生とよんでいますが、そのゴパール先生からレクチャーで学んだことを、まとめ直しています。
いつも、滞在中にその都度、まとめ直して疑問をクリアにして帰ろうと思うのですが
時間があれば、ついついリシケシュの街へ出歩いてしまう私。
そして、日本に帰ればなかなか振り返りの時間が持てないという始末。。。
今回のお話は、少しアーユルヴェーダとは外れますが
ゴパール先生のリトリートでは、座学の講義以外にも至るところで、様々なミニレクチャーが始まります。
何か植物を見つければ、その効果効能や、それらに纏わるヒンドゥー文化や神話についてのお話が始まります。
以下、ゴパール先生のお話を元に
過去に学んだ事も含め、私になりまとめてみました🙋♀️
アーユルヴェーダー医学の中でも、様々な薬としての効果をもつハーブとして有名な " トゥルシー " 。
トゥルシーは、ホーリーバジルとも言われますが、免疫機能と新陳代謝を高め、生活習慣病やインフルエンザ、風邪の予防のほか、頭痛、呼吸器の疾患、肝機能の低下、胃炎、むくみ、冷え性など体の不調を和らげ、根本的な体質の改善へと導いてくれます。
ノンカフェインなので、誰でも安心して飲むことが出来ます。
これは、私が住むゲストハウスのご自宅のトゥルシー。
インドのヒンドゥー教では、神に捧げる植物とされるトゥルシーが、寺院や家の周辺に植えられています。
各家庭にも必ず一つトゥルシーの木があり、神聖なる木として、毎日水をあげたり、お香を焚いたりして、礼拝し手入れをします。
そのトゥルシーの木により、周りの環境も浄化されると信じられています。
このことから、トゥルシーには「神聖」という花言葉が付けられていたりします。
そして、バクティ クリシュナの聖地とも言われている ヴリンダヴァン。
その地の名前は、VRINDA (トゥルシー) VAN (森)のワードから由来されています。
クリシュナが産まれた場所は、ヴリンダヴァンでは無く、マトゥラーです。
クリシュナが少年期〜青年期を過ごした、このヴリンダヴァンが、恋人ラダーと舟遊びや音楽などを楽しんで過ごした場所として聖地と呼ばれ、多くのクリシュナ寺院が存在します。
こちらも、古くからあるクリシュナ寺院で
夜になると、クリシュナとラダーが訪れ、踊ったり歌ったり、愛を育まれたりして過ごされていると言われる寺院。
面積の9割がトゥルシーの木をくぐって歩くような道となっていて、まさに " トゥルシーの森 " 。
広場では、クリシュナマントラに合わせ、歌い踊りキルタンが繰り広げられています。
決して華やかな寺院ではないからか
ここでは外国人は全く見かけません。
インドでは、古くから伝わる有名寺院なのにな、と思ったり。
神への信仰の手法として
マントラ(真言)を何百、何千と唱え続ける
マントラ ジャパ というものがあります。
マラ と呼ばれる108個の主にはルドラクシュ(菩提樹の実)で作られた首輪を用いて
時には マラ バッグという袋に右手とマラを入れ、その中でマラを一粒ずつカウントしながら、マントラを唱えていきます。
ヴリンダヴァンでは、とてもたくさんの方々が日常の中で、ずっと右手にマラバッグを持ちジャパをされながら過ごされているのを見かけます。
先程もお伝えしましたが、マラは多くがルドラクシュが用いられていますが
トゥルシーマラという、トゥルシーで作られたマラもあり、ヴリンダヴァンなどでも、より強いパワーを持つとされています。
しかし、これは " ベジタリアンのみが持つことを許されている " という注意点があります。
ベジタリアンではない方が持つと、負のカルマとして災いが起きるとも言われています。
ゴパール先生。
いつも沢山の学びを頂き、ありがとうございます!!
アーユルヴェーダの知識だけでなく
信仰の厚いご家庭で育ち、沢山の教養を積まれてきたDRのお話は、無限大広がり、本当に面白い!!
沢山シェア出来るように、まとめて行きまーす🙋♀️
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